三菱電機が新たに発売した「本炭釜 紬 NJ-BW10F」は、同社の最上位炊飯器モデルで、内釜に本物の炭を使用した5.5合炊きのIHジャー炊飯器である。
店頭予想価格は約132,000円で、多機能性と高品質な炊き上がりが期待されている。
その特徴として、内釜が丸ごと発熱体となり、米の芯まで熱がしっかり伝わる設計がされている。
釜底中央部が凸形状になっており、これが多量の気泡を発生させ、熱対流を助長することで、ふっくらとしたご飯が炊き上がるとされている。
また、圧力を掛けずに炊くため、米のうまみ・甘さを引き出しつつ、粒感が維持され、冷めても美味しさを保つという。
このモデルは炊飯メニューが16種類あり、全国の米50銘柄に対応する「銘柄芳潤炊き」や、おかずに合わせて15通りに調節できる「炊き分け名人」、少量炊きに対応する「少量名人」など、多機能性を誇っている。
さらに、「まとめ炊き(冷凍用)」モードでは、時間をかけてじっくり吸水させることで、甘さを引き出し、冷凍してもレンジで温めるだけで炊き立てのような味わいを追求することが可能である。
本体色はインテリアに馴染むマット調の炭漆黒と白真珠の2色があり、洗う部品は内釜と内ぶたのみで、手間を減らすための「お手入れモード」も搭載。
さらに、本体サイズは261×315×257mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約5.7kgで、炊飯容量は0.5〜5.5合(0.09〜1L)、最大消費電力は1,400Wとなっている。
