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男社会の暗部とホモソーシャルの影響

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最近、男性社会の「ホモソーシャル」な側面が話題となっています。この言葉は、男性同士の強い結びつきを意味し、一見すると単なる友情のように思えますが、実際にはより深刻な問題を含んでいます。

一例として、修徳中高校のサッカー部監督が、生徒に不適切な画像を送らせる事件がありました。この事件は、男性同士の「ノリ」として片付けられがちですが、実際には重大な犯罪であり、性暴力に他なりません。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏によると、このような事案は、ホモソーシャルの弊害の一例であると言えます。

このホモソーシャルは、男性同士の関係において、女性を軽視する傾向や同性愛への偏見を強化する恐れがあります。例えば、男性が女性と交際することを「男らしい」と見なす風潮などがそれにあたります。

冨山涼太さん(46歳、独身)は、自身が男性社会に深く根ざしていたことを振り返ります。彼は東京近郊のベッドタウンで育ち、中学時代には様々な人と接していました。しかし、その中で彼は、男性同士の空間での「下ネタ」や性的な行動が普通だと思っていました。彼が中学2年生の時、クラスメートとの間で起きた一連の出来事は、今思えばホモソーシャルの典型的な例でした。

涼太さんは、自分が過去に部下や同僚をいじったことを思い出し、ホモソーシャルについて深く反省しています。彼の経験は、男性社会におけるホモソーシャルの影響が、個人の生活にどのように影響を及ぼしているかを示しています。

感想として、この話は非常に考えさせられます。男性同士の関係性が、いかに社会的な問題を引き起こし得るかを示しているからです。男性社会において「男らしさ」がどのように定義され、それが個人の行動や考え方にどのように影響を及ぼすのか、深く考える必要があります。